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艶あり・艶なし我が家にあった塗装は?

2021.09.15
 目次
 
お家の外壁の塗装を検討される場合、色選びは大変重要ですが、仕上がりの艶を調整できる塗料があることをご存知ですか?
新築のお家のようにツヤツヤに仕上げたいという方や、艶を抑えて落ち着いた雰囲気にしたいという方、お好みはそれぞれにお持ちかと思います。
外壁用の塗料には様々な種類があり、仕上がりも艶あり・艶なしを選択することができます。
艶のあり・なし以外にも様々な要素があるので、好みだけではなくご自宅に適した塗料を選ぶ必要があります。
しかし、塗料についての知識がなければ、検討することも難しいですよね。
それぞれの特徴や、メリット・デメリットを知っていれば、塗料を選択する際に役立つでしょう。
そこで今回は、艶あり・艶なし、それぞれの塗料について、ご紹介させていただきます。
外壁塗装を検討されている方の参考になれば幸いです。

外壁塗装を艶ありに仕上げるメリット・デメリット

一口に艶ありの塗料といっても、非常に多くの種類があります。
外壁塗装での艶とは光の反射率のことを指し、塗料が塗られた外壁に60度の角度から光を当て、どれくらいの光が反射されるかを数値化したものです。
光の反射率が70%以上であれば艶あり、55~65%であれば7分艶、30~40%であれば5分艶、10~20%であれば3分艶、5%以下であれば艶消しという段階に分かれています。

ここでは、艶あり塗料を使用した場合の、メリットとデメリットをご紹介させていただきます。
艶あり塗料の表面は凹凸がなく、非常に滑らかになっているのが特徴です。
表面が滑らかであるため、泥などの汚れが付着しにくく、汚れがついても落ちやすい点がメリットです。
汚れの付きにくい艶あり塗料は、耐候性にも優れているため、艶なし塗料と比べて長持ちするといわれています。
また、両者を比較すると、艶あり塗料の方がおおよそ1.5年から3年ほど寿命が長いのです。(立地環境により異なります)
ただし、年数が経過すると光沢は消えてくるので、見た目で塗料の劣化を感じやすいでしょう。
そのため、劣化がわかりやすいという点がデメリットと言えます。
さらに、艶の度合いによっては安価な印象を与えてしまうこともあるので、塗料選びは慎重に行いましょう。

どんな家が艶ありに仕上げるのに向いているの?

艶ありに仕上げた外壁は表面に汚れが付きにくく、塗料の寿命が長いといった特徴をご紹介させていただきました。
そのため、外壁を新築時のようなきれいな状態で長持ちさせたいという方には、艶ありの塗料が向いているでしょう。
艶ありの塗料には、様々な種類がありますが、中でもオススメなのが弱溶剤塗料です。
塗装の際、塗料を希釈する液体に水を使えば水性塗料、シンナーを使えば溶剤系塗料とされています。
この中の溶剤塗料のうち、弱いシンナーを使って塗料を溶かしたものが、弱溶剤塗料です。
外壁塗装に弱溶剤塗料を使用した場合は、水性塗料に比べて仕上がりの光沢度が高い傾向にあります。また、水性塗料よりも弱溶剤塗料の方が耐久性に優れています。
サンプル板を用意してもらえる場合は、取り寄せてもらいご希望のイメージに近いものを選択することで失敗を防げるでしょう。

 

外壁塗装を艶なしに仕上げるメリット・デメリット

艶なし塗料は、先ほどご紹介した艶あり塗料とは異なり、光沢はほぼ感じられない塗料です。
艶がない外壁は、落ち着いた印象を与え、高級感を演出することができることからも、特に和風住宅は質感の良い仕上がりになります。
また、艶あり塗料を選択した場合は、近隣の住宅と比較していかにも塗装をしたような光沢から目立ってしまうケースがあります。そのため、お住まいの地域との調和を考慮して、外壁を艶なしに仕上げる方もいらっしゃいます。
一方で、艶なしに仕上げた場合は、新築らしい光沢がないため、塗装前との変化を感じられずあまり魅力を感じられない方もいらっしゃいます。
対候性の面でも、汚れが付きにくい艶ありの塗料と比較すると、艶なしの塗料は汚れがつきやすい点がデメリットとなります。
このようなデメリットを解消することができる艶なし塗料は、グレードが高く価格も高価であるため、面積の広い外壁塗装に使用すると、より費用が高くなってしまいます。
塗料を選ぶ際は、価格と性能をじっくり検討する必要があるのです。
また、耐久性に優れた外壁に仕上げることができる弱溶剤塗料には、艶なしの種類がないという点にも注意が必要です。
そのため、艶なし塗料を希望される場合は、水性の塗料を選択ることになり、塗料の種類が限定されるという点も覚えておきましょう。
また、3分艶、5分艶、7分艶など艶調整塗料に関しては、施工者の技量によって塗りムラ、艶ムラが出やすくなりますので工事現場管理者には十分に確認することをお勧めします。

どんな家が艶なしに仕上げるのに向いているの?

光沢がないため、落ち着いた印象の外壁を実現できる艶なし塗料は、周囲との調和を優先したいという方や高級感を演出させたい方にお勧めです。
また、光の反射率の高い白色で外壁塗装を検討されている際も、艶なしの塗料が向いています。
このように、艶なし塗料を使用することで、あまり目立ちすぎない落ち着いた白色の外壁に仕上げることも可能です。
艶なし塗料、または3分艶、5分艶、7分艶など艶調整塗料を選択することで、外壁塗装の幅を広げることができるでしょう。
艶あり・艶なしの選択にお悩みの際は、専門業者に相談することで、後悔しない外壁塗装を実現しましょう。

まとめ

今回は、艶あり・艶なしの塗料について、ご紹介させていただきました。
外壁塗装の塗料は非常に多いため、用途や目的によって使用する塗料は異なります。
艶あり塗料、艶なし塗料、艶調整塗料それぞれの塗料にメリット・デメリットがあるので、ニーズに沿った塗料を選択しましょう。
しかし、お家の外壁にどんな塗料が適しているかという判断は、難しいものです。
感じ方は様々ですので、ご自身の判断で間違った塗料を選んでしまうと、施工後に後悔してしまうかもしれません。
そんな時は、外壁塗装の専門業者に相談することをお勧めします。
事前にサンプルや実際に施工した家を紹介してもらうのも有効ですね。
専門業者であれば、塗料選びや施工時の相談に、丁寧に対応してくれるでしょう。
塗装工事を失敗しないためには、信頼できる専門業者を見つけ、納得が行くまで打ち合わせを重ねるなどしながら最適な塗料を選ぶことが大切です。
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